ホームページを作ったのに、問い合わせが来ない。
SNSも始めたし、サービスや料金も書いた。それでも反応がないと、「デザインが悪いのか」「もっと広告を出すべきか」と迷う方は多いと思います。
ただ、問い合わせが来ない理由を一度に全部直そうとすると、何から手を付ければよいか分からなくなります。
まずは、止まっている場所を3つに分けてみてください。
30秒でわかる結論
ホームページから問い合わせが来ないときは、まず止まっている理由を3つに分けてください。
| 止まっている場所 | よくある状態 | 最初に見ること |
|---|---|---|
| 1.見つからない | 検索やSNSからホームページへ来る人が少ない | 地域名・サービス名・悩みに答える入口があるか |
| 2.読まれても判断できない | 見られてはいるが、相談する理由や安心材料が足りない | 誰向けか、何を受けられるか、料金や人柄が分かるか |
| 3.出口で止まる | 相談したい気持ちはあっても、次に何をすればよいか分からない | 分かりやすいボタン、窓口、返信後の流れがあるか |
大切なのは、いきなりホームページを作り直すことではありません。今の事業で止まっている場所を見つけ、そこから一つずつ直すことです。
まずは「問い合わせゼロ」の意味を分ける
問い合わせが来ないとき、最初に確認したいのは「そもそも見つけられていないのか」「読まれたあとに止まっているのか」です。
公開直後のホームページや、まだアクセスが少ない段階では、問い合わせがないだけで失敗とは判断できません。先に、どのような言葉で検索され、どのページが読まれているかを見ます。
検索からの表示回数、クリック数、検索された言葉を確認できる仕組みを使うと、感覚だけではなく、どこで止まっているかを考えやすくなります。Googleの検索パフォーマンス レポートでは、検索結果に表示された回数やクリック数、検索語を確認できます。
自分で見るなら、最初はこの3つだけで十分です
| 見る数字 | 分かること |
|---|---|
| 表示回数 | Google検索で自分のサイトが見つけられる機会があるか |
| クリック数 | 検索結果からホームページへ来る人がいるか |
| 検索語 | どのような言葉で探されているか |
これは制作会社だけが見る数字ではありません。ホームページを作る段階で計測の仕組みを整えておけば、専門知識がなくても、ご自身で傾向を確認できます。最初から細かく分析する必要はなく、「見つけられているか」を確かめる材料として使えば十分です。
1.見つけられているか|入口を一つずつ整える
地域のお客様と会う事業では、「地域名+サービス名」や「地域名+悩み」で探す人に見つけてもらえるかが大切です。
たとえば、子ども向けの教室なら、保護者が地域名と習い事・悩みを組み合わせて探すかもしれません。ランニング指導なら、地域名とランニング、パーソナルトレーニング、フォーム改善などを組み合わせて探す人がいます。
その言葉で探した人が、サービス内容、料金、場所、申込み方法を確認できるホームページへ進める状態をつくります。
一方で、全国へ専門性を届けたい事業では、動画やSNSなどの無料発信が入口になることもあります。RUNトレーナーつばさでは、YouTubeでランニングに関する考え方や方法を発信し、より詳しく相談したい方をオンラインの個別相談へつなげています。
入口は一つに絞る必要はありません。ただし、検索、SNS、動画、広告をすべて同じ熱量で始める必要もありません。まずは自分の事業で続けられる入口を一つ決め、ホームページへつなげる方が現実的です。
地域での集客をどこから始めるかは、鹿児島の個人事業主はWeb集客を何から始める?でも整理しています。
2.読まれても判断できない|相談前の不安を減らす
ホームページへ来ても、「自分に関係があるのか」「いくらかかるのか」「誰が対応するのか」が分からなければ、問い合わせには進みにくくなります。
特に個人事業では、サービスそのものだけではなく、「誰に頼むのか」が判断材料になります。
次の内容が、短時間で分かるかを確認してみてください。
- 誰の、どのような悩みに対応しているか
- 何を受けられるのか
- 料金や、料金が変わる条件
- 運営者の経験、考え方、人柄
- 利用後に期待できる変化や実例
- 申込みから利用までの流れ
- 初めての人が不安に思いやすいこと
これらは、最初から別々のページにしなければならないわけではありません。小さく始めるなら、一つのページにまとめても構いません。
ただし、サービスが増えたり、説明したいことが増えたりしたら、情報を分けて育てる方が、読者も迷いにくくなります。
個人事業主のホームページに必要なページは?集客につなげる8つの基本では、相談前にそろえたい情報を詳しく紹介しています。
3.出口で止まっていないか|次にすることを迷わせない
サービス内容を読んで「相談してみたい」と思っても、次に何をすればよいか分からなければ、行動にはつながりません。
各ページの最後に、読者が次に進みやすい案内を置きます。
たとえば、「お問い合わせ」だけではなく、「相談内容を確認する」「初回相談について聞く」「体験の流れを見る」のように、何ができるボタンなのかを伝える方が分かりやすくなります。
KAGOMAでは、記事や固定ページを読んだあとに、相談内容を確認し、申込みフォームへ進める流れを基本にしています。読者にとっては、いきなり申込みを迫られるより、「まず相談内容を見る」という一段階がある方が進みやすい場合もあります。
また、送信後にどうなるのか、いつ頃返信が来るのか、相談は有料か無料かも、できるだけ分かるようにしておくと安心です。
フォーム・LINE・電話・予約ページは、全部置かなくてよい
問い合わせ方法は、数が多いほど親切とは限りません。基本になる出口を一つ決め、必要なら補助的な方法を添えます。
| 方法 | 向いている場面 | 注意したいこと |
|---|---|---|
| フォーム | 相談内容を整理して受けたいとき。お客様が都合のよい時間に送れ、自動返信で受信も伝えやすい | 受信確認と返信の運用が必要。急ぎの連絡には向きにくい |
| 公式LINE | 気軽なやり取り、継続連絡、段階的な案内をしたいとき | 既読が付くため返信の期待値が上がりやすい。運用の負担と費用を事前に考える |
| 電話 | 声で不安を解消したいとき。体験や予約が決まった後の個別確認 | その場での対応が求められる。常時公開するかは対応体制で決める |
| 予約ページ | 面談・体験・オンライン相談の日時を選んでもらいたいとき | 空き枠や変更・キャンセルの仕組みを整える必要がある |
私自身も、すべての事業で同じ窓口を使っているわけではありません。
KAGOMAはフォームを基本にし、忍者ナイン鹿児島では体験が確定した方へ必要に応じて電話で不安を解消します。RUNトレーナーつばさでは、オンライン相談の予約ページや公式LINEも活用しています。
正解は、問い合わせを増やすことだけではなく、自分が無理なく返信・案内・対応を続けられるかで決めることです。
すぐに確認できる7項目
- □ 地域名・サービス名・悩みで探した人の入口がある
- □ 誰向けの、どのようなサービスかが最初に分かる
- □ 料金、運営者、利用の流れなど、相談前の判断材料がある
- □ 実例、お客様の声、よくある質問のどれかで不安を減らしている
- □ 各ページの最後に、次の行動が分かる案内がある
- □ 主な問い合わせ方法と返信の目安が分かる
- □ スマートフォンから実際にボタンを押し、送信できるか確認した
一度に7つすべてを直す必要はありません。チェックが付かなかった中から、今いちばん影響が大きそうな一つを選びます。
直す順番に迷ったら
- まず、見つけられているかを確認する
- 次に、サービス・料金・運営者など判断材料を補う
- 各ページから相談先へ進めるようにする
- 最後に、問い合わせ方法と送信後の流れを整える
ホームページは、公開後に育てていくものです。反応がないからといって、全部を作り直す必要はありません。
まとめ|止まっている場所から直せばよい
問い合わせが来ないときは、見つけられていないのか、読まれても判断できないのか、出口で止まっているのかを分けて考えます。
今のホームページを見ながら、どこから直せばよいかを一人で判断しにくい場合は、KAGOMAの自走型マーケティング構築相談で、現在のページと導線を一緒に整理できます。
全部を作り直すのではなく、今の事業で先に直す場所を90分で見つけましょう。
参考にした公式情報
情報確認日:2026年8月21日

