個人事業主のホームページは自作か外注か?「基本は自作+必要部分だけ外注」を勧める理由

AIを活用しながらホームページを自作する個人事業主のイメージ

30秒で分かる結論

  • ホームページは、思っているほど難しいものではありません。
  • 開業初期は、基本を自分で作り、写真・デザイン・難しい設定だけ外注する方法がおすすめです。
  • 私も運営しているホームページの大部分を自分で作っています。
  • 定番の仕組みと有料テンプレート、AIを組み合わせれば、コードを書けなくても進められます。
  • ただし、どの仕組みを選び、何を外注するかは、事業内容によって変わります。
目次

「Web会社にいたから、自分で作れたんでしょう?」と思うかもしれません

先にお伝えすると、私は自分が運営しているホームページの大部分を自分で作っています。

こう言うと、「以前Web会社で働いていたなら、作れて当然では?」と思われるかもしれません。

ただ、当時の私の仕事はディレクターでした。お客様の要望を整理し、制作全体を進める役割で、日常的にコードを書く技術者ではありません。

それでも自分で作れたのは、ホームページ全体の仕組みを理解していたからです。

何を先に決めるのか。どのページが必要なのか。公開後にどう更新するのか。困ったときはどこを確認するのか。

この全体像が分かると、ホームページ制作は思っているほど怖くありません。

今は、定番の仕組みと使いやすい有料テンプレートがあります。さらにAIへ質問しながら進められるため、以前より挑戦しやすくなりました。

もちろん、最初から一人で全部やる必要はありません。私に相談して道筋を決めてから、自分で作れる部分に挑戦する方法でも大丈夫です。

ホームページの作り方は3つある

方法メリット注意点向いている人
自作費用を抑えやすく、すぐ直せる最初に仕組みを覚える時間が必要今後も自分で育てたい人
全面外注設計から制作まで任せやすい費用が大きく、修正のたびに依頼が必要な場合がある期限が短い人、複雑な機能が必要な人
一部外注費用と品質のバランスを取りやすい自分と外注先の担当範囲を決める必要がある基本は自分で進め、難しい部分だけ任せたい人

私が開業初期の個人事業主におすすめするのは、自作を基本にして、必要な部分だけを外注する方法です。

自作か外注かの二択にしなければ、無理なく始められます。

いくらかかる?まずは公開料金を比べてみる

ホームページの価格は、依頼先だけでなく、ページ数、文章、写真、機能、修正回数、公開後の保守によって変わります。

2026年8月11日に確認できた公開例を、ざっくり並べると次のとおりです。

公開例表示されている料金見るべき条件
ココナラ複数ページの制作は5万〜10万円の案内。4ページ5万円の出品例もあり文章・画像の準備、修正回数、追加ページ、公開後サポート
鹿児島・オフィス・カワカミ初期3万円+月額5,000円または1万円独自ドメインは別料金。更新支援の内容がプランで異なる
鹿児島・Webcanvas制作7万7,000円、保守月1万円、サーバー月1,000円シンプルなサイト向けの掲載プラン
鹿児島向け・アダプター16万5,000円〜/33万円〜仕組みや更新方法によってプランが分かれる
鹿児島・ホムペオ月額7,900円〜1万2,800円6〜12ページ、更新回数、最低利用期間2年、所有条件を確認

金額だけで安い・高いを判断しないでください。

同じ「ホームページ制作」でも、含まれるページ数、文章作成、写真、修正、保守、所有権が違います。上の金額は相場の断定ではなく、確認日時点の公開例です。

なぜ、料金を出していない制作会社も多いのか

理由の一つは、ホームページの「濃さ」で工数が変わるからです。

たとえば、同じ5ページでも、事業紹介を短く載せるサイトと、商品の違い、代表者の思い、事例、よくある質問、申込までの流れを丁寧に作るサイトでは、必要な時間がまったく違います。

伝えたい思いが強いほど、扱う商品が多いほど、文章や写真を充実させるほど、設計と制作の工数は増えます。全面外注なら、その分だけ費用が上がるのは自然です。

しかし、開業初期は商品や伝え方がまだ変わりやすい時期です。

高い費用をかけて完成させても、数か月後にサービス内容を変えたくなるかもしれません。修正のたびに見積もりが必要だと、改善が止まりやすくなります。

だから私は、最初から豪華な完成版を買うより、自分で直せる公開初期版を作り、お客様の反応を見ながら育てる方が合理的だと考えています。

SNSだけではだめですか?

Q. InstagramやYouTubeがあるなら、ホームページは要りませんか?

A. SNSは大切です。ただし、役割が違います。

SNSやYouTubeは、まだ自分を知らない人に見つけてもらう入口として優れています。一方、ホームページは、サービス、料金、プロフィール、考え方、申込方法を一か所で確認できる「公式の受け皿」です。

鹿児島の地域事業では、「鹿児島+サービス名」で探す人もいます。ホームページがあれば必ず上位表示されるわけではありませんが、検索エンジンが読める自分の情報を持ち、地域名とサービス内容を整理して伝えられます。

Google公式情報では、地域検索の順位は主に「関連性・距離・知名度」で決まり、事業者情報の充実、口コミ、Web上のリンクなども関係すると説明されています。つまり、ホームページだけで完結するのではなく、Googleビジネスプロフィールや口コミと一緒に整えることが大切です。

Q. AIが答える時代でも、ホームページは必要ですか?

A. むしろ、自分の公式情報をWeb上に置く意味は残ります。

Google公式情報では、AI OverviewsやAI Modeでも、検索対象として登録され、検索結果に表示できるページが参照リンクの候補になると案内されています。ただし、掲載は保証されません。

「AIに必ず紹介されるホームページ」を作れるわけではありません。まずは、人にも検索エンジンにも分かりやすい、役に立つ公式情報を整えることが基本です。

なぜ「自作+必要部分だけ外注」なのか

1. 自分の思いや商品は、自分が一番詳しい

外注しても、事業の材料を渡すのは自分です。

誰に何を提供するのか。どんな経験があるのか。何を大切にしているのか。競合と何が違うのか。

ここが曖昧なままでは、きれいでも中身の薄いホームページになりやすくなります。

自分で考え、AIとの対話で言葉を整理できれば、その材料をそのままホームページへ育てていけます。

2. 開業初期は、すぐ直せることが強い

開業初期の商品や料金は、実際のお客様と接する中で変わります。

自分で更新できれば、今日気づいたことを今日直せます。外注先の見積もりや作業日を待たずに改善できます。

3. AIで「分からない」を一つずつ解消できる

以前は、分からない画面や用語が出るたびに検索し、何ページも読み比べる必要がありました。

今は、画面や状況をAIへ伝えながら、一手ずつ確認できます。

ただし、AIの回答を全部そのまま実行するのは危険です。変更前の状態、戻し方、影響範囲が分からない作業は、専門家へ任せた方が安全です。

4. お金を、効果の出やすい部分へ使える

私はKAGOMAを含め、運営サイトの大部分を自作しています。

一方、別のサイトでは写真などを外注しました。KAGOMAに画像がまだ少ないのは、写真撮影を十分に外注できていないことも理由の一つです。

写真やデザインは、信頼感や第一印象へ直接影響します。すべての制作費へ広く使うより、成果へ影響しやすい部分へ絞って使う考え方もあります。

何を自分で行い、何を外注する?

基本は自分で行う必要に応じて外注する
商品・対象者・価格を考えるプロフィール・店舗・現場の写真撮影
自分の経験や思いを言葉にするロゴ、色、文字、余白などのデザインルール
お知らせ、実績、記事を更新する予約・決済・会員機能など複雑な仕組み
申込までの流れを確認する不具合の調査と復旧
検索やアクセスの数字を見て改善する安全性を自分で判断できない変更

迷ったときは、この7項目を見る

確認項目自作寄り外注寄り
公開期限急がず小さく始められる公開日が決まっている
予算初期費用を抑えたい制作費を確保できる
使える時間学ぶ時間を取れる本業以外の時間がない
必要機能紹介・記事・フォームが中心予約・決済・会員機能が複雑
更新頻度自分で頻繁に直したい更新がほとんどない
安全性バックアップと戻し方を学べる障害時の責任者が必要
今後の役割自分で判断・改善したい運用まで任せたい

最初から全面外注した方がよいケース

次に当てはまる場合は、全面外注も合理的です。

  • 公開日が決まっており、学ぶ時間がない
  • 予約、決済、会員機能など、事業の中心になる複雑な仕組みが必要
  • 社内の確認者が多く、進行管理を任せたい
  • ホームページがすでに安定して売上を生み、投資回収を見込める
  • 障害時の対応責任まで外部へ任せたい

大切なのは、「自作が正義、外注が悪い」と決めることではありません。

事業の段階に合わせて、最も動きやすい分担を選ぶことです。

まとめ|完成品を買うより、自分で育てられる状態を作る

ホームページは、思っているほど難しいものではありません。

全体の仕組みを知り、定番の仕組みと有料テンプレート、AIを組み合わせれば、コードを書く仕事をしていない人でも挑戦できます。

開業初期は、自分で作れる部分を作り、写真、デザイン、難しい設定など、効果や危険度の高い部分だけを外注する方法が現実的です。

事業が成長し、ホームページが安定して売上を生む段階になったら、プロ仕様への作り直しを検討しても遅くありません。

重要なのは、高いホームページを所有することではなく、自分の事業に合わせて判断し、更新し、改善できることです。

「自分でも作れそう」と思ったら、次は自分用の進め方を決める

ここまで読んで、「自分でもホームページを作ってみたい」と思った方もいるかもしれません。

実際に始める段階では、次のような具体的な疑問が出てきます。

  • ホームページは、どのような仕組みで公開されているのか
  • サーバーやドメインは、どのように選べばよいのか
  • どのサイト運営基盤やテンプレートが自分に合うのか
  • 最初にどのページから作ればよいのか
  • AIへ何を、どの順番で相談すればよいのか
  • 自分で触ってよい部分と、専門家へ任せる部分はどこか
  • 初期費用と毎月の費用を、どこまでかけるべきか

一つひとつは検索できます。ただ、情報が別々に出てくるため、自分の事業では何を選び、どの順番で進めるのかを決めるところで止まりやすくなります。

KAGOMAの自走型マーケティング相談では、実際に私が運営しているホームページや制作の進め方もお見せしながら、使う仕組みやサービス、AIの活用方法まで具体的にお伝えします。

90分で一緒に整理すること

  • 今の事業にホームページが必要か
  • どの仕組みを使い、いくらくらいで始めるか
  • 最初に作るページと、後回しにするページ
  • 自分で作る部分と、写真・デザインなどを外注する部分
  • AIを使って文章やページを作る進め方
  • 公開後に確認する数字と改善方法

これは、ツール名だけをお伝えする時間ではありません。

私自身が複数のホームページを作り、運営してきた実体験をもとに、あなたの場合の作り方と、次に行うことを具体的にする時間です。

初回は90分9,900円(税込)。セッション後には、次に取り組むことを3〜5項目に整理してお送りします。

制作契約を前提にした相談ではありません。自分で進めたいけれど、最初の仕組み選びや順番で遠回りしたくない方は、KAGOMAの自走型マーケティング相談をご確認ください。

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この記事を書いた人

石井翼|KAGOMAのアバター 石井翼|KAGOMA KAGOMA代表/自走型マーケティング支援

KAGOMA代表の石井翼です。鹿児島で複数の事業を運営しながら、ホームページ・SEO・AI・導線設計を実践しています。専門性を持つ個人事業主が、自分で集客・販売・改善できる状態づくりを支援しています。

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